
英語を話せるようになりたいけど、挫折しそう。どうしたらいい?
今回は、こんな疑問にお答えします。
本記事の内容
- 英語の必要性
- 英語学習の考え方
- 英語学習を挫折しない方法
この記事を書いている僕は、海外の語学学校でマーケターをやっていた経験があります。


海外の語学学校で約5年間、営業・マーケティングを担当。
自身も英語ゼロから独学・オンライン英会話・留学を通じて、語学習得。これまでの経験を活かして英語初心者向けに「話せる英語」をテーマに情報発信しています。
というわけで今回は「英語学習を挫折しない方法」について紹介していきます。この記事を読めば、楽に英語学習を続けられます。
さらに、効率良く短期間で英語を話せるコツが分かります。ステップごとに分かりやすく紹介していきますので、是非参考にしてみてください。
英語学習を始める前に知っておこう


結論から言うと、英語は思った以上に簡単に話せるようになります。
英語は世界約62カ国で公用語として使われている共通言語。世界人口の約20%を占める、必須のコミュニケーションツールです。約5人に1人が英語を話しています。
「だから、話せない訳がないんです。」
ちょっとした考え方と勉強法を変えるだけで、英語を話せるようになります。
英語は何の為に必要なのか
英語は外国人とコミュニケーションをとる為の必須ツールです。英語を話せるだけで世界と繋がることができます。
グローバル社会が加速するなか、多くの外国人がコミュニケーションツールとして英語を話します。日本に住んでいるとあまり感じないですが、一歩外に出てみると英語の重要さがよく分かります。
世界と繋がることで、今まで知らなかった情報・知識を得ることができます。
海外の英語事情


上記の表の通り、英語圏以外の多くの国でも英語が使われています。そこで、英語を母国語としない国の英語レベルを調べてみました。
EF EPIによると、日本の英語レベルは112カ国中78位。アジアでは14カ国中10位。韓国の37位と比べても大きな差があることが分かります。
日本はアジアの中でも英語使用率・成績共に低く、英語を苦手としています。義務教育で6年以上英語を学んでいるのに何故こんなにも英語に弱いのでしょうか。
勉強をしないで英語を話せる外国人と話せない日本人の違い
ネイティブスピーカー以外の外国人が、英語をよく話せるのは、勉強のためではなく、コミュニケーションのために英語を使うからです。
外国人が近くにいたら英語で話す。いたってシンプルですよね。海外に行けば片言の英語を話す人がよくいます。
それに対し、日本は英語といえば「英語学習」の為の英語。もし、学校の成績が悪ければスタートから苦手意識ができてしまいます。この時点で「英語を話せる人」「話せない人」に分かれます。
さらに日本の英語教育は、コミュニケーションとはかけ離れています。インプット中心の授業で、ノートにひたすら文法や単語を書き続けます。



実際、外国人を目の当たりにしたら、何も英語が出てこない…。
こんな経験はないですか。
では、どうしたら英語を話せるようになるのでしょうか。
まずは英語に対する意識を変えることです。
次では英語を学ぶ前に意識するポイントを解説していきます。
イメージを大きくして、ゴールを細かく設定


英語を話せるようになるには、まずはマインドセットをすることです。
・英語を話せる自分をイメージする
・細かいゴールを設定する
英語を話せる自分をイメージする
「外国人と楽しく話している自分」
「海外を旅している自分」
「海外で仕事をしている自分」
など、イメージを膨らませてみましょう。
イメージを膨らませると、英語を話す意欲が高まります。
ゴールを細かく設定する
細かいゴールを設定をすることで、達成感を味わないながら、最終的なゴールへ辿り着けます。
次では、楽に英語が上達する方法を考えていきましょう。
英語の完璧さは忘れよう


英語に完璧さは求めない。
これが恐れずに英語を話す最初の一歩です。
完璧に話すことを忘れよう
私の経験からですが、日本人の留学生は他国の留学生と比べると完璧に話そうとする人が多いです。
日本ではネイティブのように話せる人が「英語を話せる人」というイメージがありますが、そんなことはないです。
他国の生徒は文法を間違っていようと、積極的に話します。それでいいんです。覚えたことはどんどん話しましょう。
最初から完璧さは必要ありません。
完璧に聞くことは忘れよう
英単語を知らなかったり、英語を話すスピードが早かったりして、英語が聞き取れないこともあります。
そんな時は、単語を一語一句集中して聞かず、全体の話の流れを把握して、分からない単語を予測すると良いです。知らない単語も話の流れで覚えれます。
必要な英語スキルを集中的に覚える


英語学習は、単語・リスニング・リーディング・ライティング・スピーキングと幅が広いです。
「英語初心者勉強法」などをインターネットで調べて、イチから進めていく方も多いですが、社会人の方などは勉強できる時間は限られます。
短期間で英語を話せるようになりたいなら、やることを絞った方が良いです。
英会話初心者がまず最初にやること
英語を早く話せるようになるにはスピーキング(会話)とリスニング(聞く)を中心に学習します。
スピーキング(会話)
基礎文法を覚えたら、とにかくスピーキングに一点集中。
発音は「R」や「L」、「TH」など、日本人が苦手とする箇所だけを押さえておけば最初はOKです。
発音については、英語初心者がネイティブ風にカッコいい発音で話せるようになる方法で紹介しています。
リスニング(聞く)
Youtubeで海外のドラマを見たり、音楽を聞いたり、興味あるジャンルの動画がオススメです。時間がある時は、発音を真似すると同時に発音も良くなります。
英語初心者がやらないこと
ライティング(書き)とリーディング(読み)は一旦置いておきます。
ライティング(書き)
ライティングは中学、高校の義務教育で学んでいるので、基礎文法の復習程度で十分です。
リーディング(読み)
長文を読むだけの勉強は、今はやらなくてOKです。
英語の話し方を真似る


日本語と英語の文の構成は反対です。日本語のスタイルのままで英語を話すと、伝わりづらい英語になります。
外国人に伝わりやすい話し方を覚えましょう。
結論から話す
英語は結論を先に話してから、理由などを述べます。PREP法とも呼ばれますが、英語を話す型を覚えましょう。
PREP法については、PREP法とは?初心者でも英会話が劇的にアップする方法で紹介しています。
リアクションを大きくする
外国人の英語「Wow!!」「Oh my gut!」など、リアクションが大きいのはイメージできますよね。
日本人は平坦な英語を発音しがちなので、自分でオーバーすぎるくらいのリアクションで話すと英語が伝わりやすくなります。
カッコイイ英語を話す方法については、英語初心者がネイティブ風にカッコいい発音で話せるようになる方法で紹介しています。
英語を伝わりやすくする2つのコツ


英語を話す時に日本人がよくやってしまう癖を注意しておきましょう。
以下の2つを抑えておくだけで、相手に伝わりやすい英語が話せます。
話す時に間を空けずに話す
英語を話す時は短くていいので、一文で話すことです。
英語初心者の方は単語ごとに「え〜…」「あ〜…」と言ってしまう方が多いですが、伝わりづらいです。
癖にもなりやすいので、最初のうちに一文で話すことを意識しましょう。
相手の目を見て話す
外国人と英語を話す時は目を見て話しましょう。
日本人は目を見ないで話す人が多いですが、海外では目を見て話さないと「この人は何考えてるんだろう」「信頼できない」と変な誤解を招く可能性があります。
これは英語の成績が良い人、流暢に話せる人関係なく、日本人に多いです。
英語を上手く話せるようになるには勉強だけじゃなく、伝え方が大事なので早めに治しておきましょう。
挫折せずにモチベーションを維持するコツ


勢いで英語学習を始めたものの、英語環境がない生活での継続は難しいですよね。
勉強だけではなく、海外映画を見たり、SNSで英語を使っていると、モチベーションが維持しやすいです。
海外の映画・音楽
YoutubeやNetflixを英語字幕で見ることをオススメです。あまりにも分からない時は、日本語字幕でもOKです。
但し、日本語字幕はあまり追わずに、なるべく英語を聞きましょう。リスニングと発音が自然と鍛えられます。
できれば英語字幕がオススメです。
SNSの利用
TwitterやInstagramで海外の人とコミュニケーションを取ってみましょう。英語を使ったメッセージのやり取りに慣れます。
オフラインのコミュニティに参加
英語力に少し自信がついたら、外国人が集まりやすいイベントなどに参加してみましょう。
ハードルが高いと思う人は、英会話コミュニティに参加するのも良いと思います。
オンライン英会話
英語に早く慣れたい方はオンライン英会話がオススメです。スマホ・PCさえあれば、いつでも実践的な英会話を学べます。
フリートークもできるので、忙しい毎日でも手軽に生の英語に触れられます。コスパの高い自己投資です。
英語の基礎がない状態で始めると挫折しやすいです。最低でも、中学英語までは必ず終わらせてからやることをおすすめします。
国内でも英語環境を工夫をすることで、効果的な英語学習ができます。
オンライン英会話については【無料体験あり】英語初心者におすすめのオンライン英会話で紹介しています。
【まとめ】まずは英語を話せる実感を掴んで、言語の壁を怖そう


英語初心者の方が挫折しないで勉強を続けるには、早いタイミングで言語の壁を壊すこと。
具体的に言うと、街で外国人に何かを尋ねられた時に固まらないことです。
ネットや本で調べたり、分厚い参考書を開いたりする人もいますが、それは「英語を話せるようになる」という目標からは遠回りです。
僕も当時はネットで調べた「英語初心者の勉強法」などを頼りに、本を何冊も本を買って勉強しました。果てしなく時間がかかり、一度は挫折しました。
ですが、目的さえしっかり絞れば、短期間で簡単な英語が話せるようになれます。
まずは、英語を話せる実感を掴むことが、上達への近道です。
実際の英語学習法については【英語初心者向け】英語力ゼロから最短で英会話を話せるおすすめの勉強法!で紹介しているので参考にしてみてください。