中学英語をやり直したいけど、どの本を選んでいいのか分からない。
というわけで、今回は「中学3年間分の英語を10時間で復習する本」について解説しています。
この本は、中学3年間の英語基礎のポイントが抑えられており、復習や英語学習をやり直したい方におすすめです。
本の内容について詳しく紹介していきますので、ぜひ参考にしてください。
中学3年間分の英語を10時間で復習する本とは
中学3年間分の英語を10時間で復習する本は2010年に発行され、これまで100万部以上を売り上げたベストセラー本です。
本のタイトル | ページ数 |
---|---|
中学3年間分の英語を10時間で復習する本 | 240ページ |
Forest | 655ページ |
一億人の英文法 | 682ページ |
「中学3年間分の英語を10時間で復習する本」は全240ページで構成され、英文法基礎本として有名なForest(655ページ)や一億人の英文法の(682ページ)と比べると半分以下のボリュームで重要ポイントがうまくまとまっています。
既に10年以上経った今でも売れていて、僕自身も2013年頃に使わせてもらいました。
分厚い本での勉強は気が進まない方でも、分かりやすく作られているので最後までやり切れます。
中学3年間分の英語を10時間で復習する本をおすすめする理由
この本をおすすめする理由は、分かりやすく英語学習を始めやすいことです。
・カラーページでレイアウトもシンプル
・ページ数が少なくても内容は充実
・1時間1品詞で進めやすい
・対話形式で分かりやすい
・付属のCDで発音も確認できる
カラーページでレイアウトもシンプル
「中学3年間分の英語を10時間で復習する本」は全ページフルカラーです。
レイアウトがシンプルで、1ページの文字数も少ないです。色分けもしっかりされていて、飽きないページ作りが工夫されています。
文字だけズラズラ並んで、白黒のページが苦手な方には最適な本です。
ページ数が少なくても内容は充実
全240ページ。他の本と比べるとページ数が少ないですが、中学英文法がしっかり抑えられています。
分厚い本を購入したものの、最後まで辿り着けず挫折した経験はありませんか。
僕も何冊もの分厚い本を途中で投げ出してしまいました…。
でもページ数が少ないってことは内容が薄いんじゃないの?
内容は各セクションごとに基本文型を対話形式で細かく解説。例文から重要ポイント、ミニテストもあり、英語初心者の方には十分な内容です。
1時間1品詞で進めやすい
動詞、助動詞、名詞など品詞ごとにセクションを分けてあり、1セクション1時間。
10時間で10個の品詞を復習できるように構成されています。重要な品詞なので、この10個の品詞は必ず覚えましょう。
最初の1時間、2時間は簡単なので早く進められますが、だんだん難しくなります。
現時点の英語レベルによりますが、1セクション1時間以上かかるのは当たり前なので、読み飛ばさずしっかりと理解を深めましょう。
対話形式で分かりやすい
各セクションは講師と生徒の対話形式を織り交ぜながら進むので、文字が苦手な人でも分かりやすいです。英語初心者がつまずきそうな箇所を丁寧に説明してあります。
さらに、重要なポイントには赤字や太字で見た目も工夫されていて、飽きないように作り込まれているのも良いです。
付属のCDで発音を確認できる
付属のCDには本の中で出てくる重要な文法とミニ英会話が収録されています。
僕の場合はほとんど使用しませんでしたが、ネイティブの発音が確認できます。
Kye Sentence
ページの初めにある文法をネイティブ講師が発音してくれます。
ミニ英会話
ミニ英会話はネイティブ講師がゆっくりと通常スピードと2回に分けて発音してくれます。
ポーズもあるので、ネイティブ講師の後に続いて、声を出して繰り返し練習ができるようになっています。
中学3年間分の英語を10時間で復習する本の勉強法
中学3年間分の英語を10時間で復習する本は、何周も繰り返すことが大事です。最初は覚えられなくても、何度も繰り返すことで英文法基礎の型が自然と身に付きます。
【1周目】重要ポイントを抑える
【2周目】苦手な文法をじっくり理解する
【3周目以降】声に出しながら総復習
【1周目】重要ポイントを抑える
1週目は80%程度の理解で英文法基礎の全体を把握しましょう。最初から完璧を目指すと辛くなるので、1周目はサラッと流す感じです。
全体を通して、自分が苦手な文法(品詞)をチェックしましょう。
【2周目】苦手な文法をじっくり理解する
2周目は苦手な文法(品詞)をじっくり理解していきましょう。中学英語は覚えていそうで、意外と細かい箇所は忘れています。
例えば、最初の方に出てくる3単現のSの付け方。
そんなの簡単だよ!
と思いますが、実際声に出して話すとできなかったりします。
さらに、中盤以降の現在完了形や受動態は英語初心者の方には難しく感じるので、時間をかけて理解することがポイント。
なんとなく分かって、次に進めるのはやめましょう。
1つの文法(品詞)を1時間でできなかったからといって、モチベーションを落とす必要はありません。
【3周目以降】声に出しながら総復習
3周目以降は覚えた基礎文法を声に出して体系的に覚えていきます。
中学英語の本を見たら何となく理解できている方も多いですが、実際に声に出すと上手く話せない方がほとんどです。
そもそもこの中学英語を話せるなら、日常英会話が話せることになります。本当だったら日本人のほとんどが、英語を話せるはずですよね。
日本の教育ではアウトプットを含むスピーキングの練習量が圧倒的に不足しているので、英文法基礎の復習と合わせて集中的にトレーニングしましょう。
スポーツと同じで何度も練習を繰り返すことで、最初は難しかったことも自然に脳が覚えてくれます。
僕の場合、完全に英語初心者だったので、60時間程度かかりました。
英文法基礎を理解できて、声にも出せるようになったらこの本は完了です。
次はどんどん話せる瞬間英作文でスピーキング力の大幅アップを目指しましょう。
まとめ:英語を話せるようになりたいなら中学英語は超重要!
英語を話せるようになるには、まずは中学英文法を覚えることが重要です。
中学英文法を覚えることで、日常英会話で必要なスキルが身につきます。さらに、覚えた文法をアウトプットすることで、英語が話せるようになります。
英語を話すうえで基礎となる重要な部分なので、確実にマスターしていきましょう。