英語の勉強はしているけど、全然話せない。どうやったらうまく英語が話せるの。
というわけで今回は、「どんどん話すための瞬間英作文」の本について解説していきます。
とにかくスピーキング力をつけたい方におすすめの本です。
この記事を読めば、短期間で中学英語が話せるようになります。
さらに、覚えた英語が口からスラスラ出てくるようになるので、英語を話すことに自信がつきます。
ステップごとに分かりやすく紹介していきますので、どんどん話すための瞬間英作文について詳しく知りたい方は、是非参考にしてみてください。
どんどん話すための瞬間英作文とは
「どんどん話すための瞬間英作文」は2006年に発行され、これまで瞬間英作文シリーズ合計100万部以上を売り上げたベストセラー本。
どんな本かざっくり説明するとこんな感じです。
中学校で習った基本的な英文法を使いながら、簡単な日本語の文章や表現を2〜3秒で英語化し、声に出します。
とてもシンプルですが、アウトプットが少ない日本人にとっては非常に効果的な練習法です。
英語学習本は色々ありますが、ここまでシンプルにスピーキングに特化している本は「どんどん話すための瞬間英作文」だけと言えます。
この本を反復練習することで、英語脳が鍛えられ、反射的に英語が口から出るようになります。
日本人の「英語が話せない」悩みを打破してくれる本です。
どんどん話すための瞬間英作文をおすすめする理由
瞬間英作文をおすすめする理由は3つあります。
・「分かっていること」を「話せること」に変えられる
・少ない語彙で例文が簡単
・付属CDが仕上げに効果的
「分かっていること」を「話せること」に変えられる
日本人の英語学習は中学校、高校、大学受験までインプットが中心で、試験ではTOEICが重視されているため、「読む」「書く」「聴く」はある程度できいても、肝心な「話す」ことができない方が多いです。
実際に高学歴やTOEICが700点以上でも、英語を話すとなると「全然口から英語が出てこない…。」そんな日本人留学生をよく見ていました。
瞬間英作文はこの日本人の弱点を考え、とにかく「話す」ことにフォーカスされた学習法です。
アウトプットを繰り返す練習法で、頭の中で分かっている英語をスムーズに口から出せるようになります。
少ない語彙で例文が簡単
瞬間英作文は中学校1年〜3年までを学年ごとに分けられています。
・Part1 中学1年生:例文23個
・Part2 中学2年生:例文34個
・Part3 中学3年生:例文22個
実際のページはこんな感じです。
例文中に使用される語彙も少ないので、毎回調べたり、記憶する時間も必要ないので、アウトプットに100%集中できます。
さらに、1表現につき、複数の例文があるので、簡単な例文でも実践的な英語が覚えられます。
付属CDは仕上げに効果的
日本語の文章を見て瞬時に英語化できるようになったら、付属のCDを使いましょう。CDでは本と同じ文章が音声で流れるので、数秒で英語化して話します。
実際にやってみると難しい…。
しっかり勉強したはずが実際に声に出すと、三単現のsが抜けたり、be動詞が間違ったりと、分かっていても間違ってしまいます。
何回も繰り返して体系的に「話せる英語」を身に付けましょう。練習する時はCDをスマホに取り込んでおくと便利です。
次では具体的な練習方法を解説していきます。
どんどん話すための瞬間英作文の効果的な使い方
【ステップ1】日本語文と英文を見ながら例文を覚える
【ステップ2】日本語文を見て英文を声に出す
【ステップ3】付属CDの日本語文を聞いて英文を声に出す
【ステップ1】日本語文と英文を見ながら例文を覚える
最初は日本語の例文と英文を見ながら、どれくらい分かっているのかレベルをチェックします。
レベルチェックが終わったら1例文ずつ覚えていきます。最初の方は簡単なので、1日1ページ(10個の例文)を覚えるくらいで丁度良いです。
だんだん難しくなるので、途中からは1日3個の例文を覚えるとか、自分のペースに合わせて進めましょう。
ここで重要なのは読み飛ばしをしないことです。時間をかけてゆっくり丁寧に理解を深めていきましょう。
【ステップ2】日本語文を見て英文を声に出す
次に左の日本語文を見て、声を出して素早く英文にします。
英文法を既に覚えている人でも、スピーディーに英文を作ろうとすると難しいです。
あれっ。口から思うように英文が出てこない…。
全然OKです。分からなかったら、右のページの英文をどんどん見ましょう。
確認する時は、どんな文型になっているのかしっかり確認します。
記憶が定着してきたら、日本語文だけを見て英文を声に出しましょう。細かい部分が抜けたりするので、答え合わせをしながら進めます。
1回で覚えようとせずに、80%程度で進めれば大丈夫です。繰り返し練習すれば自然に覚えられます。
【ステップ3】付属CDの日本文を聞いて英文を声に出す
次は日本語の音声を聞いて、素早く英文にしましょう。セクション単位で覚えた方が記憶しやすいです。
①最初は英文の答えを聞いて、発音を真似しながら声に出す。
②日本語文を聞いて、数秒で英語を声に出す。
Part1中学1年生〜Part3中学3年生で分かれているので、Partごとに仕上げていきます。
最初は脳がとても疲れますが、スポーツと同じと思って頑張りましょう。ある程度覚えれば、だんだん楽になっていきます。
慣れてきたら、僕はジョギングをしながらやっていました。
何度も繰り返すことで、瞬間的に日本語から英語に変換できるようになります。スラスラ英語が出てくるようになれば、瞬間英作文は完了です。
まとめ:瞬間英作文は日本人に効果的な練習法です
「どんどん話すための瞬間英作文」は日本人が苦手とするスピーキング力を劇的に改善してくれます。
今、英語の勉強でちょっと行き詰まっている方や、これから英語を話せるようになりたい方は是非試してみてください。
瞬間英作文をマスターしたら、次はいよいよ実践です。英語の実践は手軽に始めやすいオンライン英会話がおすすめです。
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